<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"><channel><title>新しい赤ちゃん — パパの寝かしつけ物語</title><description>パパが赤ちゃんに読み聞かせる、胎教・寝かしつけのためのやさしいお話集。韓国・東洋・西洋の昔話を短くやわらかに、最後にパパのひとことを添えて毎晩一話ずつ。</description><link>https://new-baby.net/ja/</link><language>ja</language><item><title>なかよし兄弟</title><link>https://new-baby.net/ja/story/uijoeun-hyeongje/</link><guid isPermaLink="true">https://new-baby.net/ja/story/uijoeun-hyeongje/</guid><description>月あかりの下、兄と弟が毎晩そっと稲束を抱えて歩きました。減らない蔵にかくれた、あたたかい秘密のお話。</description><pubDate>Thu, 04 Jun 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://new-baby.net/ja/story/uijoeun-hyeongje/og.png&quot; alt=&quot;なかよし兄弟&quot; /&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;むかしむかし、ある小さな村に、兄弟が住んでいました。兄さんはよく働き、弟はやさしい子。ふたりはおたがいを、それはそれは大事にしていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;秋がやってくると、野原は黄金色に染まりました。兄弟は並んで稲を刈り、稲束をしばって、きっちり同じに分け合いました。兄さんの分もひと山、弟の分もひと山。ぴったり同じでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その夜、兄さんは床に横になって、そっと考えました。「弟は所帯を持ったばかりだから、いろいろ入り用だろうな。」兄さんは、そうっと起き上がりました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;兄さんは自分の稲束をひと抱えかかえて、月あかりの下をそっとそっと歩きました。弟の蔵に稲束をそうっと積んで、帰ってきました。心が、ぽかぽかとあたたかくなりました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ところが同じ夜、弟もなかなか眠れませんでした。「兄さんは家族が多いから、ぼくの分を少し足してあげよう。」弟も、そっと起き上がりました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;弟は稲束をかかえて、兄さんの蔵へ行きました。そうっと稲束を積んで、帰ってきました。夜空の星が、きらきらと光っていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;次の朝、兄さんは首をかしげました。たしかに稲束を運んだのに、自分の蔵はそのまま。「おかしいなあ。」兄さんは目をこすりました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;弟も同じでした。自分の蔵の稲束が、少しも減っていないのです。「どうしたことだろう。」弟も首をかしげました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その夜、兄さんはまた稲束をかかえて道へ出ました。弟も稲束をかかえて道へ出ました。ふたりは明るい月あかりの下、あぜ道のまんなかで、ぱったり出会いました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;兄さんの腕にも稲束、弟の腕にも稲束。ふたりは顔を見合わせて、ぴたりと立ち止まりました。そのときやっと、すべてがわかったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;兄さんは弟の手を取りました。弟は兄さんの肩に、そっと寄りかかりました。ふたりの目に、あたたかいものがあふれてきました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「兄さん、ぼくのことを思ってくれていたんですね。」「いや、おまえこそ、先にわたしを思ってくれていたんだな。」月あかりが、兄弟ふたりを、ふんわりとつつんでくれました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それからもふたりは、いつまでも仲よく暮らしました。相手を先に思いやる気持ちは、分けても分けても、ちっとも減りませんでした。それどころか、だんだん増えていったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;村の人たちは、そのあぜ道を「なかよし兄弟の道」と呼びました。月の出る夜には、今もその道がいちばん明るく照らされるのだそうです。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;パパのひとこと&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;兄さんと弟が一晩じゅう交わしていたのは、稲束だけではなかったんだよ。相手のことを先に思いやる気持ち、そのあたたかい心を、そうっとそうっと贈り合っていたんだね。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;あなたもこれから、誰かをそばに置いて生きていくよ。そのとき「わたしが少し足りなくても、あの人がゆたかでありますように」と思ってくれる人がいたら、その人はほんとうに幸せな人だね。お父さんはあなたが、そんなふうに誰かを先に思いやれる、心ゆたかな人になってくれたらいいなと思っているよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そうやって贈り合う気持ちは、不思議なことにちっとも減らないんだ。分け合うほどかえって増えていくその心こそ、お父さんがあなたに残してあげたい、いちばん大切な宝物なんだよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;おやすみ、あかちゃん。 🌙&lt;/p&gt;</content:encoded><category>가족</category><category>나눔</category></item><item><title>星になった銀貨</title><link>https://new-baby.net/ja/story/byeol-eunhwa/</link><guid isPermaLink="true">https://new-baby.net/ja/story/byeol-eunhwa/</guid><description>持っているのはパンひと切れだけの女の子が、寒さに震える人たちに、すべてを分けてあげました。すると、その夜の空には。</description><pubDate>Wed, 03 Jun 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://new-baby.net/ja/story/byeol-eunhwa/og.png&quot; alt=&quot;星になった銀貨&quot; /&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;むかしむかし、たよれる人もいない、小さな女の子がいました。持っているものといえば、着ているお洋服ひとそろいと、手にしたパンひと切れだけでした。それでも女の子は、心の温かい子だったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;女の子は、行く場所をさがして、野原の道をとぼとぼと歩いていきました。空には、星がひとつ、ふたつと、ともり始めていました。やさしい心の女の子は、ただお空を信じて、足を運んでいったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;いくらも行かないうちに、おなかをすかせたおじいさんに出会いました。「ねえ、おなかがすいて、たまらないんだよ。」女の子はためらうことなく、手にしたパンを差し出しました。「これを召しあがって。おじいさんのほうが、ずっとおなかがすいているもの。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もう少し歩くと、寒さに震えている子どもがいました。「あたまが、とても冷たいの。」女の子は自分のぼうしを脱いで、その子のあたまに、そっとかぶせてあげました。「これで、もう温かいよ。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;また道を行くと、うすいお洋服で震えている子に出会いました。女の子は、着ていた上着を脱いで、その子に渡してあげました。それでもなお、女の子は足を止めませんでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;あたりはもっと暗くなって、寒い森にたどり着きました。そこでもまた、震えている子に出会うと、女の子は、残っていたスカートまで差し出してあげました。もう女の子には、ほんとうに何ひとつ残っていませんでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;女の子は、寒い森のまんなかに、じっと立っていました。持っているものをすべて分けてあげたのに、ふしぎなことに、心だけは、ぽかぽかと温かかったのです。「でも、みんな、少しは寒くなくなったかな。」女の子は、にっこりと笑いました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ちょうど、そのときでした。まっ黒な夜空で、星たちが、きらきらと揺れ始めました。そうして、ひとつ、ふたつと、女の子に向かって、すうっと降りてきたのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;降ってきた星たちは、地面に触れたとたん、きらめく銀貨へと変わりました。女の子の足もとに、銀貨がこんもり、こんもりと積もっていきました。森じゅうが、星の光で、ぱあっと明るくなりました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;それだけではありませんでした。いつのまにか女の子の体には、やわらかくて、まっ白な新しいお洋服が着せられていたのです。温かくて、ふんわりとした、どんなお洋服よりもうつくしいお洋服でした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;女の子は、その銀貨を、両手いっぱいにかき集めました。分けてあげたら、お空が何倍にもして返してくれたのです。その夜から、女の子は、二度と寒い思いも、ひもじい思いもしませんでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;星が降りそそいだあの森は、いつまでもいつまでも、明るく語り継がれました。持っていたものぜんぶを、よろこんで分けてあげた、小さな女の子の心のように。夜空の星は、今日もまた、その温かいお話を、きらきらと聞かせてくれるのです。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;パパのひとこと&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;小さな女の子は、パンも、ぼうしも、お洋服も、持っているものをひとつずつ、ぜんぶ分けてあげました。そうしたら、自分には何も残らなかったのよ。それでもね、女の子の心は、寒い森のなかで、かえってぽかぽか温かかったんだって。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;わたしたちの赤ちゃんも、分けてあげられる人に育ってほしいな。分けると自分のものが減るような気がするけれど、ふしぎなことに、心はもっとゆたかになるんだよ。そして、温かく差し出した手は、いつか星の光のように、何倍にもなってあなたのところへ帰ってくるんだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もちろん、パパは、わたしたちの赤ちゃんが、持っているものをぜんぶ手放すほど寒いところに立っていてほしくはないよ。ただ、すぐそばに寒そうな誰かがいたとき、ぼうしひとつくらい、さっと脱いで渡してあげられる温かい心。それが、パパが赤ちゃんにいちばん願っている姿なんだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;おやすみ、あかちゃん。🌙&lt;/p&gt;</content:encoded><category>나눔</category><category>사랑</category></item><item><title>月にすむ うさぎ</title><link>https://new-baby.net/ja/story/ok-tokki/</link><guid isPermaLink="true">https://new-baby.net/ja/story/ok-tokki/</guid><description>持っているものを惜しみなく分けあげた小さなうさぎが、どうして月の中で光るようになったのでしょう。</description><pubDate>Wed, 03 Jun 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://new-baby.net/ja/story/ok-tokki/og.png&quot; alt=&quot;月にすむ うさぎ&quot; /&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;むかし、ずっとずっとむかし、深い森の中に、うさぎときつねとさるが、なかよく暮らしていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;三匹はいつもいっしょにのんびりと歩きまわり、うれしいことがあると、おたがいに分けあっていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ある寒い夕方のことです。森の道に、つかれきったおじいさんがひとり、すわりこんでいました。「ああ、おなかがすいてたまらない。なにか食べるものを分けてくれないかね。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;心のやさしい三匹は、すぐに散らばって、おじいさんに差しあげるものをさがしに出かけました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;さるは木にひらりと登って、よく熟れた木の実をいっぱいに摘んできました。きつねは小川へ走っていって、きらきら光る魚をくわえてきました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ところがうさぎは、いくら野原をかけまわっても、おじいさんに差しあげられるものが見つかりませんでした。うさぎには、なにも持っているものがなかったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;うさぎはしょんぼりして帰ってきましたが、手ぶらのままではいられませんでした。小さな胸が、どきどきと高鳴っていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;うさぎはじっと考えてから、おじいさんのそばへ近づいて言いました。「おじいさん、わたしには差しあげるものがありません。でも……わたしの心だけは、ぜんぶ差しあげたいのです。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そうして、おじいさんのために枯れた草や小枝を集めて、小さな足でぴょんぴょんとはねながら、心をこめてあたたかい寝床をこしらえてあげました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;うさぎの小さな心があまりにもうつくしくて、寒い森じゅうが、ぱっと明るくなったようでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;じつはそのおじいさんは、空からおりてきた方だったのです。三匹のやさしい心を、そっと見守っていたのでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;おじいさんはにっこりほほえんで、うさぎを両手でそっと抱きあげました。「おまえの心は、ほんとうにうつくしいね。このあたたかさが、世界じゅうを照らしてくれたらいいのに。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そうして、うさぎをまんまるいお月さまの上に、そっとのせてあげました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だからでしょうか。夜空にお月さまが明るくのぼると、その中に一匹のうさぎが住んでいるように見えるのです。持っているものを惜しみなく分けあげた、心のやさしい、小さな月のうさぎが。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;パパのひとこと&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;うさぎは持っているものがいちばん少なかったけれど、心だけはいちばん豊かだったんだよ。自分にあるほんの小さなものまで、よろこんで差しあげようとしたんだね。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;空がうさぎを月にのせたのは、そのやさしい心が、夜ごとに世界じゅうを照らす光になってほしかったからなんだろうね。あたたかい心は、そうやって遠くまで明るく届くものなんだよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;わたしたちのあかちゃんも、月を見たら思い出してね。いちばん小さな手でも、分けあう心をのせれば、夜じゅうを明るくできるほど輝くということを。パパは、あなたの心がいつもそんなふうにあたたかくあってほしいと願っているよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;おやすみ、あかちゃん。🌙&lt;/p&gt;</content:encoded><category>나눔</category><category>사랑</category></item><item><title>北風と太陽</title><link>https://new-baby.net/ja/story/bukpung-haenim/</link><guid isPermaLink="true">https://new-baby.net/ja/story/bukpung-haenim/</guid><description>どちらが強いか競い合った北風と太陽。旅人の上着をぬがせたのは、冷たい力ではありませんでした。</description><pubDate>Tue, 02 Jun 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://new-baby.net/ja/story/bukpung-haenim/og.png&quot; alt=&quot;北風と太陽&quot; /&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;むかしむかし、空の上で、北風と太陽が、どちらが強いかをめぐって言い争っていました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;北風は胸をぐっと張って言いました。「もちろんぼくのほうが強いさ! ぼくがひと吹きすれば、木もゆらゆら、屋根もがたがた揺れるんだ。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;太陽はにっこり笑って答えました。「さあ、どうかな。強いということは、かならず荒っぽいということなのかな?」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ちょうどそのとき、はるか下の野道を、ぶあつい上着を着た旅人がひとり、とぼとぼと歩いてきました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;北風は、いいことを思いついたとばかりに言いました。「それなら、あの人の上着を先にぬがせたほうが勝ち、ということにしよう。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;太陽はうなずきました。「いいよ。きみから先にやってごらん。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;北風はほおをいっぱいにふくらませて、ふうう——と、つめたい風を勢いよく吹きつけました。風が強くなればなるほど、旅人はびっくりして、上着のすそを両手でぎゅっとつかみました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;北風はもっと、もっと強く吹きました。すると旅人は寒さに体をすっかり縮こませて、上着をますますしっかりとかき合わせるではありませんか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;どんなに吹いても、上着はぬげませんでした。とうとう北風は、息をはあはあとあえがせながら、止まってしまいました。「ふう、どうにもこうにもうまくいかないなあ。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;こんどは太陽の番です。太陽は雲のあいだからそっと顔をのぞかせて、旅人に向かって、あたたかな光をやさしく照らしてあげました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ぽかぽかとした日ざしが肩に降りそそぐと、旅人は「おや、ずいぶんあたたかくなったぞ。」とにっこり笑いました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;太陽がもう少しあたたかく照らすと、旅人のひたいには汗がじんわりとにじみました。そして、自分から上着をするりとぬいで、肩にかけたのでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;太陽はやわらかく笑いました。「ね、わかったでしょう? あたたかさは、押しつけなくても、心を開かせるものなんだよ。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;北風もうなずきました。その日、北風は、強い力よりもあたたかな心のほうが、もっと大きな力になれるのだということを、そっと心に感じたのでした。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;パパのひとこと&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;北風は激しく吹けば吹くほど、旅人が上着をもっとしっかり抱きしめるようにさせてしまったんだ。それなのに太陽は、ただあたたかく照らしてあげただけで、旅人は自分から上着をぬいだんだよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;だれかの心を開きたいとき、もっと大きな力で押しつけることが、いつも正しい答えとはかぎらないんだ。ときには、そっとあたたかくそばで照らしてあげることが、どんな強い風よりも力強いんだよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;わたしたちの赤ちゃんも、大きくなるにつれて、だれかと心がすれちがう日がきっとあるだろう。そんなときは、冷たい風よりも、あたたかな日ざしのような人になってね。パパは、あなたがそんなやさしい力を持っていてほしいと願っているよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;おやすみ、あかちゃん。🌙&lt;/p&gt;</content:encoded><category>지혜</category><category>배려</category></item><item><title>フンブとノルブ</title><link>https://new-baby.net/ja/story/heungbu-nolbu/</link><guid isPermaLink="true">https://new-baby.net/ja/story/heungbu-nolbu/</guid><description>足を折ったツバメを優しく介抱した心が、あふれるほどの幸せになって返ってきた、フンブのお話。</description><pubDate>Mon, 01 Jun 2026 00:00:00 GMT</pubDate><content:encoded>&lt;p&gt;&lt;img src=&quot;https://new-baby.net/ja/story/heungbu-nolbu/og.png&quot; alt=&quot;フンブとノルブ&quot; /&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;むかしむかし、ある村に、二人の兄弟が暮らしていました。お兄さんの名前はノルブ、弟の名前はフンブといいました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;お兄さんのノルブは、たくさんのものを持っている人でした。けれども弟のフンブは、あめ玉のようにやさしくて、あたたかな心を持った人だったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ご両親が遠い旅へと旅立ったあと、欲ばりなノルブは、両親の残したものをぜんぶひとりじめしてしまいました。そして、心のやさしいフンブを、なにも持たせずに遠くへ追い出してしまったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;フンブの家には、子どもがたくさんいました。食べるものも、着るものも、いつも足りませんでした。それでもフンブは、心だけは決して失いませんでした。「うちは持っているものは少なくても、心はお金持ちなんだよ」と、みんなでにこにこ笑い合っていたのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;あるあたたかな春の日のことでした。フンブの家の軒下に、一組のツバメが巣をつくりました。やがて、小さくてかわいい赤ちゃんツバメたちが、卵からかえったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ところがある日、一羽の幼いツバメが、巣からぽとんと落ちてしまいました。細い足を折って、ぷるぷると震えていたのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;フンブは、その小さなツバメを、そっと両手で包みこみました。心をこめて足を結んでやり、あたたかな場所にやわらかい寝床をつくって、毎日毎日いたわってあげました。いくらもたたないうちに、ツバメの足はすっかり治って、また空をすいすいと飛べるようになったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;秋になると、ツバメたちは、あたたかな南の国へと遠く飛んでいきました。そして次の年の春、フンブが治してあげたあのツバメが、また帰ってきたのです。ツバメは口に小さな種をひとつくわえてきて、フンブの前にそっと落としてくれました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;フンブは、その種を庭にまきました。ひょうたんはぐんぐん育って、屋根の上に、たわわに大きなひょうたんが実りました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;秋になり、フンブの家族は、のこぎりでひょうたんをぎこぎこと切りました。すると、なんということでしょう。一つめのひょうたんからはきらきら光る金銀財宝が、二つめのひょうたんからはお米や穀物が、三つめのひょうたんからは立派な新しい家が、わいて出てきたのです。心のやさしいフンブは、そうして大きなお金持ちになりました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;このうわさは、お兄さんのノルブの耳にも届きました。欲ばりなノルブは、うらやましくてたまりません。「わたしもツバメの足を治してやれば、お金持ちになれるぞ!」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ノルブは、元気なツバメをわざとつかまえて、足を折ってから、また結んでやりました。かわいそうなツバメは南の国へ旅立ち、次の年の春、ノルブにも種をひとつくわえてきてくれました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ノルブも大喜びで、ひょうたんをまきました。ところが今度は、ひょうたんから、おそろしいおにたちがどっとあふれ出てきたではありませんか。おにたちは、ノルブの財産をすっかり持って、遠くへ去ってしまいました。一夜にしてすっからかんになったノルブは、そのときやっと、自分の欲ばりが恥ずかしくなって、わあわあと泣いてしまいました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そのうわさを聞いたフンブは、どうしたでしょう。フンブは、お兄さんを少しもうらみませんでした。それどころか、お兄さんのもとへ駆けつけて、「お兄さん、いっしょに暮らしましょう」と、あたたかく手を差しのべたのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ノルブは恥ずかしそうに、弟の手をそっと握りました。その日からふたりの兄弟は、たがいをいたわり合いながら、いつまでもなかよく暮らしましたとさ。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;パパのひとこと&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;フンブが幸せを手に入れたのは、ひょうたんの中の宝物のおかげではなかったんだよ。足を折った小さなツバメを見て見ぬふりせず、あたたかな手でそっと介抱してあげたからなんだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;世界の心というのはね、おまえがどんなに小さなものへ向けた優しさも忘れずに覚えていて、いつかきっと、まあるく、あふれるほどの姿にして返してくれるものなんだよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;わたしのあかちゃんも、自分より小さくて弱いものに出会ったら、そっと手を差しのべられる人になっておくれ。それがね、お父さんの願う、世界でいちばん本当のお金持ちなんだよ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;おやすみ、あかちゃん。🌙&lt;/p&gt;</content:encoded><category>나눔</category><category>가족</category></item></channel></rss>